よくある質問
江戸千家とは?
初代川上不白という方が、千家流のお茶を江戸に伝えたことを始まりとするものです。
不白は紀州に生まれ、表千家の茶の湯の修業をしたあと江戸に出て、江戸の武家社会・町人社会にお茶を伝えました。
江戸文化の影響を受けながら、京都とはまた違ったかたちで発展した江戸前の茶風が江戸千家です。
先生はなぜ江戸千家を?
もともとは母も江戸千家をやっていたというのもあるんですけど、私自身も、お祭りなら三社祭、野球なら巨人が大好きな江戸っ子なので、お茶をやるなら江戸千家しかないと思っていました。
ちなみに巨人で好きな選手は江川さんと原さんです。
ちょっと古いかしら(笑)

お稽古の内容は?
月二回、浅草のお茶屋さん増田園さんの茶室でお稽古をしています。
13時からの17時までのお稽古ですが、ご都合によって途中から来てもいいし、途中で帰っても構いません。基本的には、一人がお点前をして、一人が半東(はんとう)といってお点前のお手伝いをして、あとはお客さんとしてお茶とお菓子をいただきます。
その役割を順番に替えながら、私がその都度一人ひとりに指導します。
お稽古は洋服でも着物でもお好きな方でけっこうですよ。
初心者でも大丈夫ですか?
もちろん!初心者大歓迎です。
初めての方は、袱紗のたたみ方や、茶筅の扱い方、お辞儀の仕方、座り方からお教えします。安心してください、正座が苦手でも大丈夫ですよ。
お点前はものすごくたくさんの手順がありますし、終わりはないんです。
毎回基本的なことを反復して体で覚えることで、少しずつ成長していきます。
時間はかかるし、成長は見えづらいけど、あるときふとお茶の奥深さや楽しさに気付くときがあるはずです。


(左)東京オリンピック招致イベントでフェンシングの太田選手とともに。
(右)外国人の方との文化交流イベント
どのような生徒さんがいらっしゃいますか?
30代の女性の方が中心です。でも、男性の方もいらっしゃるし、ご夫婦で来ている方もいます。お稽古場が浅草なので、その近所の人や都営浅草線の沿線にお住まいの方が多いですね。
皆さん仲良いですよ。生徒さんだけで飲みに行ったり食事に行ったり、京都に旅行に行ったりもしているみたい。先日はお稽古用の着物をリサイクル着物屋さんに買いに行ったりしたそうです。
皆さん、新しい人が入ってくると、ものすごく親切にお世話していますね(笑)
お茶を好きな仲間が一人でも増えてくれたら嬉しいですからね!
あとは、皆さんとても真面目です。お茶が好きで熱心にお稽古されています。
最初は気楽な気持ちで始めても、どんどんお茶が好きになっていくみたい。
なにかのきっかけでやる気がでることがありますからね。
やっぱり「おもしろい」と思えることが続けられる条件ですね!
この教室の特徴は?
昔ながらの茶道教室ということでしょうか。
お茶に興味があって、お茶を一生ものの趣味にしたいという方に来ていただければとても嬉しいです。もちろん、一生ものの趣味といっても、日々の楽しみ程度の人から、とことん追求したい人まで幅広くいらっしゃると思います
ですので、始めるきっかけはそんなに気構えず、気楽に来てくださいね。
お茶に向いている人は?
素直な方です。素直な人はやはり伸びます。
生徒さんがどんどん成長していくのを見るのはとても嬉しいです。
がんばっている姿を見ると、私もいつも以上に「あぁ教えてあげよう」と親身になれるし、自分がお茶をはじめたころに難しかったところ、理解できなかったところを思い出したりします。自分も皆さんと一緒に勉強しているんだなと気付かされます。
最後に一言。
ご興味を持たれた方はどうぞ一度ご見学に来てください。
お問い合わせフォームからご連絡いただければ詳細をお伝えいたします。
お茶は書や焼き物、お香などといった日本の芸術が全て入っている総合芸術です。
そんな素晴らしいお茶を一緒に楽しむ仲間が増えるなら、これに勝る喜びはありません。
皆さんのお越しをお待ちしています。